形成外科・皮膚科の保険診療・美容医療なら名古屋市中区の「こいずみ形成クリニック」へ。 当院では、眼瞼下垂・陥没乳頭・腋臭・傷跡・ほくろなどは保険診療の対象です。眼瞼下垂は年間600症例を行っております。

日本一の眼瞼下垂専門クリニックを目指して

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ニキビが簡単に理解できる

ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビ(尋常性ざ瘡)の原因

ニキビは医学的に「尋常性ざ瘡」と呼ばれています。原因は 思春期における性ホルモンの変動、とくに男性ホルモンであるアンドロゲンの作用(女性でも副腎で産生される)により皮脂腺の分泌が多くなります。皮脂は毛嚢をへて外へ排泄されますが、遊離脂肪酸の刺激により毛嚢の出口に角質増殖が起こると、毛穴がふさがって皮脂がたまり、面皰(めんぽう)と呼ばれる初発疹ができます。毛嚢の出口にすみついているざ瘡(アクネ)桿菌(かんきん)のリパーゼなどの作用により炎症が起こります。

悪化因子としては女性では月経前、ファンデーションなどの毛穴を詰める化粧品、男女とも睡眠不足、精神的ストレス、間食、気になって皮疹(ひしん)に触ること、毛髪で皮膚がこすれる髪型などがあげられます。

最近では、ストレスによる20代~40代のニキビも増加しています。

ニキビの治療

ニキビ(尋常性ざ瘡)治療のプロトコール

保険診療でできるものは強く推奨されています。そのうえでケミカルピーリングなどが推奨されています。

ニキビの根本的な原因は毛穴の詰まりですが、毛穴を詰まらせる要因は、間違ったスキンケアやストレス、食生活、ホルモンバランス、生活習慣、手でお肌を触る癖まで、多種多様です。できてしまったニキビを治療することは重要ですが、ニキビを発生させる要因を改善する努力も行い、一度治まったニキビを再発させないようにすることも重要です。

●内服
●塗り薬

保険診療でできるニキビ治療

軽度のニキビやでき始めのニキビは、早期治療で悪化を食い止めることができます。

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●塗り薬
●ピーリング
●レーザー

自費診療でできるニキビ治療

ひどくなってしまったニキビや、なかなか治らないニキビは、ピーリングやレーザー治療で早期に治すことが、将来的にニキビ跡のない肌を維持します

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保険診療でできるニキビ治療

  • ディフェリンゲル2008年から日本でもビタミンA誘導体であるディフェリンゲル(アダパレン)が使用できるようになりました。アダパレンは毛穴の角化を抑えて毛穴を開かせるので、ざ瘡の初発疹である面皰を減らし、赤い丘疹など炎症を起こした発疹にも有効で、ざ瘡治療の中心になる外用薬です。白ニキビや黒ニキビ、微小面皰に作用して詰まりを改善し、また、ニキビになっていない毛穴付近の角質の肥厚を抑制して新たに毛穴が詰まるのを防ぎます。12歳以上で使えますが、妊婦さんや妊娠している可能性がある方は使用できません。
  • 抗菌外用薬ざ瘡桿菌を抑える抗菌外用薬としては、ナジフロキサシン(アクアチムクリームあるいはローション)やリン酸クリンダマイシン(ダラシンTゲル)があります。当院ではダラシンTゲルを用いています。
  • 内服                                      中等度以上の症例では抗生物質の内服を処方します。ミノサイクリン(ミノマイシン)などのテトラサイクリン系やロキシスロマイシン(ルリッド)などのマクロライド系抗菌薬の内服が行われます。
  • 保険診療内では上記を組み合わせて処方します。

重要:正しい洗顔・スキンケアでお肌を清潔に保つことが一番重要で、そうしたことを行ったうえで、上記のお薬の効果が発揮されます。

 

自費診療でできるニキビ治療

  • ケミカルピーリング毛穴の中に詰まっている角質や皮脂などを取り除き、肌質の改善に繋がる処置を行います。毛穴に詰まっている内容物や、目に見えない段階の小さな毛穴詰まり(微小面皰)を取り除くことで、ニキビの悪化を防ぎ、できてしまったニキビがより早く治ります。当院ではサリチル酸を用いたピーリングを行っております。       
  • イオン導入イオン導入は、微弱な電流をあてて表皮層のバリアを弱め、肌の奥深く(真皮層)まで薬剤を浸透させる美容方法です。ほとんど痛みも無く、サプリメントなどと比べ直接皮膚へ浸透させるため、効果が実感しやすい治療です。保湿効果を高め、紫外線や活性酸素から肌を守ることができます。そうすることでニキビのできにくい肌にしていきます。
  • トレチノインビタミンAが美肌に効果的なのは皮膚科医の間では常識です。中でもトレチノインは通常のビタミンAよりも安定して効果のあるビタミンA誘導体で、ビタミンAの約100300倍の活性力があります。効果は高いですが、体の中にある成分なのでアレルギーなどの心配はありません。すでにアメリカではニキビやしわの治療薬として認可されていて、多くの患者さんが使っています。ニキビに対しては朝晩ニキビに塗ることで1~3日でニキビの炎症を抑えてくれます。トレチノインの詳細はこちらから
  • ダーマローラー(フラクショナルニードルシステム)
  • レーザー治療

    ニキビに効果的なレーザーとしてはフォトフェイシャル、イントラセルなどがあります。

    早くニキビを治してあげると、クレータなどの痕になりにくいです。

    一度傷痕になると、今の医療では傷痕は消すことはできませんので、あまりにひどい場合などは、こういった治療のいい適応になります。以下のレーザーを用います。

  1. フォトRF​

    大人ニキビにお勧めの光治療器です。血管や赤みに吸収され、炎症性のニキビを改善します。照射される光は、コラーゲンへの刺激があるため、美肌効果が高く、ニキビトラブル肌の改善、肌のハリの改善にも威力を発揮します。また高周波の熱作用で毛穴を引き締めるだけでなく、アクネ菌を殺菌します。フォトRFの詳細はこちら

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