形成外科・皮膚科の保険診療・美容医療なら名古屋市中区の「こいずみ形成クリニック」へ。 当院では、眼瞼下垂・陥没乳頭・腋臭・傷跡・ほくろなどは保険診療の対象です。眼瞼下垂は年間600症例を行っております。

日本一の眼瞼下垂専門クリニックを目指して

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鼻孔縁下降術

鼻孔縁下降術

あおい正面 前.jpg

どんな手術なの??? 

正面から見て、鼻先は短くないのに、鼻の穴が上方にくびれて、切れ込んだようになっている症例に行います。左の写真のように鼻の穴のふちが上方向にくびれています。

こういった方は鼻中隔延長をしても切れ込みは少しは改善しますが、鼻中隔が伸びた分だけ切れ込みも深くなったように感じることもあります。このような症例には、この鼻孔縁下降術が適応です。

手術方法

術前イメージ.jpg

術後イメージ.jpg

移植する複合組織(2mm×4mm).jpg

(上の写真は採取した耳介軟骨皮膚の複合組織です。大きさは2mm×4mm)

上のイラストのように鼻孔内の下げたい部分を切開して、鼻孔縁を下方に移動させます。そうすると移動した分だけ、鼻孔内の切開した部分が開き、そこに隙間ができます。
その隙間に、耳介軟骨と皮膚を同時に移植して、隙間が閉じないようします。(自家複合組織移植)この移植した皮膚軟骨の複合組織は、1週間圧迫固定が必要です。お顔の表面からは、圧迫した糸などは分かりませんが、1週間鼻にガーゼをつめて固定します。 耳介軟骨を採取した部分は縫い縮めますので、傷跡はほとんど分かりません。キズは鼻孔内だけですので、顔の見える部分に傷跡は一切見えません。

術後の結果と注意事項

この手術は、移植した組織が生着すれば非常に良好な結果が得られます。移植組織が生着するために、手術前3日 手術後3週間の禁煙が必須です。これを守れない場合は、移植組織の生着の可能性が低くなり、手術の結果も出ないことになります。

またこの手術後、3ヶ月ほどすると、移植組織がやや出っ張ってくることがあります。この原因は移植した周囲の引きつれです。その場合は、膨らんだ部分のみ切除する処置が必要です。3人に2人は切除する追加処置を行っております