形成外科・皮膚科の保険診療・美容医療なら名古屋市中区の「こいずみ形成クリニック」へ。 当院では、眼瞼下垂・陥没乳頭・腋臭・傷跡・ほくろなどは保険診療の対象です。眼瞼下垂は年間600症例を行っております。
(上の写真は採取した耳介軟骨皮膚の複合組織です。大きさは2mm×4mm)
上のイラストのように鼻孔内の下げたい部分を切開して、鼻孔縁を下方に移動させます。そうすると移動した分だけ、鼻孔内の切開した部分が開き、そこに隙間ができます。
その隙間に、耳介軟骨と皮膚を同時に移植して、隙間が閉じないようします。(自家複合組織移植)この移植した皮膚軟骨の複合組織は、1週間圧迫固定が必要です。お顔の表面からは、圧迫した糸などは分かりませんが、1週間鼻にガーゼをつめて固定します。 耳介軟骨を採取した部分は縫い縮めますので、傷跡はほとんど分かりません。キズは鼻孔内だけですので、顔の見える部分に傷跡は一切見えません。
この手術は、移植した組織が生着すれば非常に良好な結果が得られます。移植組織が生着するために、手術前3日 手術後3週間の禁煙が必須です。これを守れない場合は、移植組織の生着の可能性が低くなり、手術の結果も出ないことになります。
またこの手術後、3ヶ月ほどすると、移植組織がやや出っ張ってくることがあります。この原因は移植した周囲の引きつれです。その場合は、膨らんだ部分のみ切除する処置が必要です。3人に2人は切除する追加処置を行っております